2010年6月10日木曜日

京都OHBL奥田浩子のBeauty Memories      "イマジネーションのすすめ”


ある朝テレビをつけると、テレビ局のアナウンサーが、
小学校で物語を朗読する授業を担当する特集をしていた。
小学生達が体育座りをして、
目をキラキラさせながら、
熱心に聞いている姿がとても印象的だった。
その後それぞれに、朗読で聞いた話しを想像して
絵を描かせる場面があるのだが、
皆が、イメージした絵を思い思いに描き、
とても素晴らしいものだった。

感動した、
なんだかわからないけれど、
泣けてきた。

想像する事、
みえなくても、みなくても。

ビジュアルが大切で、
ビジュアルで判断する事が多い時代の中、
イマジネーションを働かせる力をも、
もっともっと身につけなければ。

想像する事は、
きっと…創造につながる。

自分のこれからをイメージする事。
やりたい事をイメージする事。

時には瞳をとじて、
ゆっくりと心にといかけながら、
イメージをはばたかせなければ。

そういえば、私が幼少の頃、
とても寝付きの悪い子で、
山積みの童話を読まされて大変だったという話を
母には、何度も聞かされた。
今となっては、あまく、あたたかく
ありがたい昔話である。

ちなみに我が家では、わたし流朗読を
娘が幼少の頃に、何度も試みた。

一般的な童話、いわゆるアンデルセンや、イソップ、グリムなどを
関西弁バージョンで行うものである。
これがまた、むちゃくちゃうける!
娘が“ママもうやめて〜っ!”と笑い転げる姿をみて、
こんなに幼くても、死ぬ程に笑う事があるのだと
小さな発見をしたくらいである。

案の定、寝かしつけるための朗読は、
興奮して、より寝付けない朗読となり、
最終的には、二人そろって夫に叱られ、
イメージするひとときなど、もちろんなし…
だったように思う。

もう、ホントに、だめな親です…。
テレビをみて感動する前に、
もっと、自分を律しないと。
本当に。

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