2017年5月1日月曜日

京都OHBL奥田浩子のBeauty Memories     ”美人の条件”


「美人ですねぇ」と言われて嬉しくない人は
この世に存在しない、と、思う。

では、どんな人が美人なのか。


美しさは持って生まれた造形によって決まると

思われていることが多い。
顔立ちが美しい人や、体型のバランスがいい人など。


しかし、人の美しさは決して生まれつきの造形だけに

左右されるわけではない。
その人の持っている雰囲気や、その人がかもしだす

香りみたいなものも、美しさの一つのように思うのだ。

先日ある方が、「美人なしぐさ」という

書籍をプレゼントしてくださった。
なるほど、と、思うことばかりである。



美人は胸の位置が高く若々しい
美人は元気に歩かない
美人は足の隙間を見せない
美人はちょっとだけずるい
美人には必ず秘密がある
美人はタイミングよく笑う
美人はなごりおしくせつなく別れる  などなど。



う~ん、色気を感じる語録が多いなぁと思っていたら、
やっぱり、著者は男性であった。
美人=色気  の定義は、男性目線からみれば、当然の事だと思う。

ところで、わたしが思う美人とは、

今を感じさせる人、
生き生きして個性的で、
ちょっとユーモアがあり、
ウィットに富んでいて、

そして、時々男前になれる、
そんな人。
そして、何と言っても、

よ~く自分を知っている人である。

自分を知ることは、実は、なかなかむずかしい。
 

たとえ生まれつきの造形がいくら美しくても、
年をとればとるほど、外見の造形というものは、
その人の生き様を雄弁に語るように思うのだ。


自分を知ることが、美人の一番条件のように思うのは、

わたしだけであろうか…。

書籍の最後のほうのページに、

美人は 「しゃべるより見せる」との言葉があり、
思わず苦笑してしまった。
ご存知の方も多いと思うが、

わたしは、「しゃべる、しゃべる、しゃべる」
やっぱり、美人とはほど遠い…。

もちろん、わかってますけどね~。